こんにちは。リラステーションです!
この辺りでも、少しずつ桜の花が咲き始めてきました!
満開になるのが待ち遠しく思います♪
思わず写真をパシャリ☆
この日は風が強くて、枝を押さえながら撮影しました(-ω-)
桜に関係する生薬などは何か無いのか?と探していたところ『バラ科サクラ亜科』に属する
「杏仁(キョウニン)」と「桃仁(トウニン)」というのを見つけました。
そんな訳で、今回は『生薬』がテーマです!
(少々、無理矢理感がありますが・・・!)
今回ご紹介するのは上記の通り「杏仁」と「桃仁」です。
2つとも種子生薬であり、杏仁はアンズ、桃仁はモモの種子となります。
種子生薬といいますが、アンズとモモどちらの果実も石果という構造をしており、果実の中に種子があるわけではありません。
果肉の中にある「たね」は、内果皮といい、本当の種子は内果皮の中にあるといいます。
杏仁は、鎮咳薬(咳止め)として、麻黄湯(まおうとう)や麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)といった漢方処方に配合されています。
桃仁は、駆瘀血薬(血の滞りを改善して、血流を良くする、解毒する)として、桂枝茯苓丸(けいしぶくりゅうがん)や桃核承気湯(とうかくじょうきとう)に配合されています。
杏仁には「大腸の気秘を下す」という働きがあるとされています。
これは、東洋医学の考え方で、大腸と肺は互いに影響し合う関係であることが前提となっています。
これにより、杏仁に含まれる脂肪油によって「大腸にある気を通すことで、肺に影響を及ぼし、肺の気の通りを良くして鎮咳をもたらす」要因のひとつとされているのです。
桃仁は、駆瘀血薬として用いられますが、同時に「悪鬼を追いやる」などの呪術的な効能についても多くの記載があります。
モモを基原とする生薬には「悪鬼を除く」イメージがあります。日本でいう桃太郎のお話しにも由来しています。
それは、モモには霊的な力があり、邪気払いの力があるとされてきたからといいます。
生薬についてもそうですが、鍼灸治療におけるツボも、人が長年かけて経験してきた知識の積み重ねの上に存在するものだと思うと、感慨深いものがあります。
具合が悪くなった時に、近くにあったものを食べたら偶然効果があった!というというものでしょう・・・。
時には運悪く効果が得られずに、苦しんだこともあったのだろう・・・とか考えてしまいます。(-ω-)
昔の人ってスゴイ!
参考文献:「生薬とからだをつなぐ」 鈴木達彦 著
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