極めて細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~75mm、太さ直径0.16mm~0.25mm)を経穴(ツボ)に刺入します。
刺入した鍼に、微弱な低周波パルス通電をする場合もあり、痛みや筋肉のこり、血液循環の促進に効果があります。また、そのまま10~15分間置いておく場合があります。
なお、鍼は一回限りで使い捨てのディスポ鍼を使用しているため、感染症の心配は有りませんのでご安心ください。
「鍼を刺す」と聞くと痛いイメージがあるかもしれませんが、鍼灸で用いる鍼の太さや先端の形は注射針とは異なり、刺しても痛みはほとんどありません。
注射針の太さは約0.7~0.9㎜。対して、鍼灸でよく使われる鍼は0.14~0.34㎜と注射針の約3分の1の太さ。刺したときに皮膚の抵抗が少なく、痛みもほとんどありません。
先端の形は皮膚や血管を破るために、先端がナイフのようにカットされている注射針に対して、鍼灸の鍼は皮膚や筋繊維の間をかき分けて入るように、先端が丸みを帯びています。
カルテ記入・問診
カルテにご記入いただいた後に、体の気になる部位を問診していきます。
その他に、既往歴や服薬状況、施術に必要な事柄をお聞きしていきます。
鍼灸の施術
問診で伺った部位や効果のあるツボにアプローチして施術していきます。
鍼は、症状やその日の体調に合わせて選択していきます。お灸についても必要に応じて使用していきます。
施術後のアドバイス
施術後の過ごし方や起こりうる体調変化など簡単にご説明させていただきます。